スペインには3大祭りがあります。4月に行われるセビージャの春祭り(フェリア・デ・アブリル)、7月に行われるパンプローナの牛追い祭り(サン・フェルミン)、そして3月のバレンシアの火祭り(ファジャス)。この3つがスペイン三大祭りです。その中で私はバレンシアの火祭りを2013年に体験しており、その時の様子を今回は書きます。
バレンシアの火祭り期間は、街中にファジャと呼ばれる人形が置かれ、大きいものでは高さ10mくらいなる人形も。そして3月上旬からバレンシア市庁舎前で毎日14:00から爆竹が鳴らされ、15日から19日までは終日、バレンシアの至る所で爆竹が鳴らされています。そのため、地元のバレンシア市民はその期間になると一日中爆竹の音がうるさいため、バレンシアから脱出しているようです。
そしてクライマックスは3月19日の夜、街中に置かれていた人形を一晩かけて燃やしていきます。その人形が燃やされいる時の迫力は満点。スペイン第三の都市が真夜中に真っ赤に染まります。
このような経験はスペインに滞在してからこそ出来たことです。